【メイドインアビス】第5話感想「火葬砲」
雑なあらすじ。
深界二層にたどり着いたリコとレグはシーカーキャンプを目指して出発する。途中、ナキカバネにやられそうになるが、火葬砲により何とか事なきを得る。
深界での食う食われるの食物連鎖に探窟家も入っているのだ。
そうこうしているうちに何とかシーカーキャンプまでたどり着く。しかし、歓迎されている気配はなかった。
という話。
以下は感想。
深界二層から始まった今回は少しばかりグロい描写もあり、冒険という感じに徐々にシフトしていった感じがあった。
リコがナキカバネに連れられたときとかは、もちろん助からなければ話にならないし、そういう意味でのリアリティはないものの、アビスを表現する演出として良かったと思う。探窟家もアビスの一部に過ぎない。
それと、リコの発言的にも、もう戻れない可能性も十分にあることを理解しているように思える。アビスの底で死んでも悔いはないみたいな覚悟があるんだろうか。もう少し浅い覚悟のように見えていた部分があったから、そこまでの覚悟があることの説明がもうちょっとあっても良かったかなと思う。あるいは今回のように少しずつその描写がなされるのかな。
レグの火葬砲が今回のタイトルだったけれども、やはり最終的にはこいつがキーになってくるのかな。できればあんまり使わないで自力で問題は解決してほしいけれど、伸縮自在の腕がある時点でそういった部分はだいぶ受け入れなければならないのかもしれない。戦闘する能力を身に付けてしまうと、なんとなくもったいない気がする。狩られるものの立場からアビスを見たほうが緊張感があって面白いように思う。
それと、深界に行けば行くほど負荷がかかるんじゃなくて、深界から上昇するときに負荷がかかるってのがよくわかった。確かにそう言われていたけど本当に文字通りそうだとは思わなかった。イメージとしては深いところのほうがなんかよくないって感じがスタンダードだと思うから、上がってくるときに負荷がかかるってのは意外だった。
宇宙から地球に戻ってくるときにイメージに近いのかな。
最後はオーゼンのセリフで締められて、何やら不穏な感じ。来週はどうなることやら。