【THE REFLECTION】第1話感想「セレモニー」
雑なあらすじ。
アメリカでリフレクションと呼ばれる現象が起こった3年後、街はそれを記念する日を催していた。その最中で化け物と思しき怪物が現れ、それに対峙するヒーローらしきロボットのようなものも現れた。
その一方では人目につかぬところで似たような戦闘も繰り広げられていた。
以下は感想。
アメコミ風のというか、アメコミそのままのアニメ。印象としては少し冗長かなという感じ。説明があるから長いわけでもなく、ただただ引き伸ばされた演出を見ているかのような暇な時間が多い。
全体として今回はこういう感じの雰囲気ですよというお披露目回に近いように思えたが、果たしてこれでどれだけの人が食いつくのかという不安を隠せないレベル。
こういうのが好きな人は確実にいそうな気はするから、そういった人たちがどれだけ離れずに視聴するかといったところ。監督は有名な人だしね。
ただ、個人的には結構ひどかったと思う。テンポが速すぎても問題だけど、これはそういう感じではない。例えば映像作品ですよと言われれば価値がありそうな感じはする。ただ、娯楽としてのアニメですよとなったときに、まったくその価値は感じられない。
見ればわかるけど、この冗長さはちょっとひどいんじゃないかな。一昔前のアニメの引き延ばしに近いことが、何の結果も出ていないアニメで表現されても、別に何の楽しみもないわけで。そのアニメの中で様々な考える要素があるから、登場人物の思惑が読み取れるからこそ、引き延ばしでもなんとかなることもあるだけで、登場人物の名前すらほとんど出てこない初回の話でこれはどうなのって感じ。
イメージとしては2時間の作品の最初5分の導入を30分近くに引き延ばして見せられた感じに近い。5分でも少し長いかなと思う部分があるところでこれなのだから、言いたいことはだいたいわかると思う。
一応、他とは違う色をしたアニメにはなっているから次の話までは見るだろうけど、よっぽどのことがなければそれ以降は見なさそう。
2話の感想が更新されなければそういうことだと思ってもらえれば。