まったりんぐブログ

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【ボールルームへようこそ】第2話感想「兵藤清春」

雑なあらすじ。

 

多々良は大会で実際のダンスを見ることに。

そこでは雫と兵藤清春が組んで踊っていた。そして彼の素晴らしい演技に見入ってしまう。

場所は変わってダンススタジオで改めて清春と会った多々良は彼のダンスにやはり見入ってしまい、それを見かねた千石は清春のステップ(?)を真似してみろと言う。上手くいく部分もあったが最終的には滑ってしまう。

 

多々良が学校から帰ろうとすると雫の姿が。先日の練習着の詰めが終わったということで、清春の家に二人で向かう。

道中いろいろと考えてしまう多々良。しかし、清春の家はスタジオで、彼はそこで練習をしていた。その姿に心を打たれた多々良は覚悟を決めたのか、自分にできることをしようと練習に励む。その姿を見た千石は、見えるはずのないものが見えてしまって驚いたところまでが今回の話。

 

 

以下は感想。

 

まず、一言。絵のクオリティとかは置いといて、これは今期トップ争いをする出来かもしれない。少なくとも第2話の中ではたぶんトップ。まだ見てないのあるけどね。それくらいに良い出来。

 

話はお色気シーンもちょっと混ざって、全体的にコミカルだったりシリアスだったりっていう定番の流れなのだけど、メリハリ(緩急)がついていて話がスッと入ってくる。緊張と緩和というべきかな。とても馴染みやすい。

 

そして何より大切なのが、主人公・多々良の愚直なまでの素直さ・真っすぐさだと思う。この男の子が主人公だからこそ見る側も嫌な気持ちをせずきちんと物語を見ていける。そして彼の成長を見ることで、話の面白さを理解できる。そんなところだと思う。本当にまっすぐな彼の姿勢は、ある種教科書と言ってよいほどのものがある。まっすぐにダンスに打ち込み、他者のことを素直に認められる彼のような精神は本来みんなが持つべきものだとも思う。それくらいに物語における彼の存在は大きい。まあ主人公だから存在が大きいのは当たり前なんだけど、それ以上に物語を良いものへと昇華している部分で彼は大きな役割を担っている。本当に見ていて楽しい。

最後のシーンで千石が多々良のパートナーを錯覚したシーンなんかは、希望というか興奮というかそういったものを感じた。ナナマルサンバツの1話で感じたものにとても似ている。けれど、それを2話で感じられたのは今のところこれだけ。だから今回はこれだけ熱く語っているってこと。

第1話も相当良かった。そして第2話がこれなのだから、期待してもいいはず。

今期全話見るのは確定級の第2話だった。

漫画も読もうかな。マガジンらしいのだけど。

 

第3話の感想↓

mattaring.hatenablog.com

 

ボールルームへようこそ(1) (月刊少年マガジンコミックス)

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