まったりんぐブログ

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【メイドインアビス】第1話感想「大穴の街」

とても良いアニメ。いや、とても良いってレベルじゃないけどね。このアニメは何といっても世界観が素晴らしい。

主人公たちは子供なんだけど、いわゆる狙った絵って感じではない。可愛いけど、別に女の子が可愛いとかじゃなくて、全体的に可愛らしい。男の子が良く出てくるからそう感じるのかもしれないけど。

オースというのが舞台の街の名前で、街の真ん中には大きな穴アビス。
レグっていう名前を付けられたロボットが出てくるんだけど、つまるところ、レグがメイドインアビスってことかな。

とにかく雰囲気は抜群。2話は絶対に見る。

 

以下は感想。

 

とにかく壮大さを感じさせる世界。なんというか、いい意味でジブリと通ずる雰囲気がある。この世界が実はどこかにあるんではないかと思わせるリアリティがそこに確かにある。とても良い雰囲気。

決してアクティブな物語の演出ではないのだけれど、とても生き生きとしている。

そこに生きている人間がいる。そこで生活をする人間がいる。それが容易に想像できる。それ自体が素晴らしい。

まさにこれぞアニメという雰囲気。最高だ。

そして絵がきれいすぎる。これ、本当にこのクオリティで全話やれるのか心配になるくらいにきれい。そしてそれが話に入って行くのを後押ししてくれる。

 

物語自体は、話の核となるであろうロボットとの出会いから始まるわけだけど、持ち帰るのも一苦労。その一部がOPもなるわけだけど、そのOPもかなり素敵。話を見せるってどういうことなのか、すごくわかっていると思った。見てるだけでわくわくする。OP自体は高尚というか神聖な感じの雰囲気で、そこもなんとなくジブリと通ずるのだけど、特別これでなければいけなかったという気はしない。かといって悪いわけではない。雰囲気を出していて、話に入っていけるような良い導入。今回は特別なOPなのかな。

でもEDのほうが個人的にはだいぶ好き。正確にはEDというよりかはEDへの入りが良かった。もちろん曲もいいけどね。終盤の朝日が昇る場面で、街の紹介とかになるわけだけど、まさに王道。物語の壮大さ奥深さがわかりやすく感じられる。これからの話にとても気持ちが入っていけたあとにアビスについてのナレーション、そしてブラックアウトからのED。このブラックアウトからのEDが非常に気持ちが高ぶった。

 

正直、今のところ何一つ文句をつける所がない。最高の出だし、最高の演出。今期このアニメを見ないでどうするのっていうくらいにアニメとしての格の違いを感じた。

もちろん、こっちのほうが楽しいよという好き嫌いの差はあると思う。ナナマルサンバツとか、徒然チルドレンもだいぶ面白かった。

だけど、このアニメは絶対に見たほうがいいと思う。なぜか。本物だからだ。

そして、これから化けるだとか、そういう言い方はしたくない。すでに相当高いレベルで完成されているから。すでにもう化け物級であると言っていい。それくらいに圧倒的なクオリティだ。

あんまりハードル上げ過ぎると見た人がそうでもないなって思ってしまうかもしれないけど、僕はこれを何の期待もせずに見てしまったものだからこんだけ高い評価になる。だけど、仮にある程度知っていてもこれだけ高い評価をしただろうと、僕なら思う。

絶対に見たほうがいいとオススメできるレベル。よっぽどのことがなければ今期で一番のオススメになる。

あえて悪いところを挙げるならば、一気に全部見たかった。ただそれだけ。

もちろん、視聴は継続。