まったりんぐブログ

まったりとなんでも書き綴る予定です。アニメとか音楽とか動画とかなんでも。

【プリンセス・プリンシパル】第4話感想「case9 Roaming Pigeons」

雑なあらすじ。

ケイバーライトの小型化に成功した王国側の研究成果を奪取することが今回の任務。

しかし、その一方でドロシーはプリンセスが二重スパイなのかどうかの任務も請け負うことに。

研究設備自体は場所が変更されていたようでその追跡を余儀なくされたが、プリンセスも危険を顧みずに突入することに。

という話。

 

 

以下は感想。

 

今週も面白かった。

流れとしてはよくあるうちの一つで、作戦と関係のない話がいい感じで物語と不調和していて、それが逆にいい。物語と関係ないからこそお互いに引き立て合っている感じがする。

今回は終盤のエピソード部分での「この世界にシロはない。黒とグレーがあるだけだ」というセリフが良かった。他にはそれほど印象的な言葉はなかったかな。そういう意味では少し物足りなかったかも。

 

実質9話の今回ではちせが仲間になっていて、どうやら王国と共和国のどちらに付くのが妥当かを判断している第三国のスパイのようなものらしい。なるほど、それで第一話でのちせとドロシーの会話での、お互いに本音で話したら友達ではいられないみたいな言葉が出てくるのか。ちせは単なる仲間という位置づけではなかったんだな。

こういう風に振り返れるのは順番がごちゃごちゃしているからこそであって、やはり面白い。

 

あとは、やっぱりベアトが可愛い。芯のしっかりした4人だからこそ、こういう危なっかしい感じの子がむしろ映える。緊張感の中の一つの癒しというか、それでいて一応役に立ってるわけだからね。ほんとにいい役どころ。

 

まとめると、今回は全体として無難に面白かったというところ。この内容が1クール続くと飽きるかもしれないけれど、それでも十分見れると思う。

来週も楽しみ。

 

 

【ボールルームへようこそ】第4話感想「ダンサーズハイ」

雑なあらすじ。

多々良の踊りに触発され、足の痛みをも越えてタンゴを踊る清春。その迫真のダンスに会場は拍手喝采となった。しかし、足の状態は限界を超えていた。

足を悪くし、しかも替え玉での規定違反で6か月の出場停止となった清春に多々良は申し訳なく思うが、清春は怒ってなどはいなかった。

雫へも謝らなくちゃと思っている中、多々良たちは謎の二人と出会う。

というところまで。

 

 

以下は感想。

 

今週も良かった。タンゴを鬼気迫る表情で踊る清春と、その描写というか演出は凄まじいものがあって、これぞアニメ・漫画という感じ。これまでの絵が比較的キリッとしたものばかりだったけど、今回のような絵で表現の幅があるんだなとも思えたし、個人的には良いイメージが追加された。

 

あと、多々良の存在が清春に壁を越えさせたかと思うと、この二人はほんとにいい関係だと思う。お互いに成長し合う。良きライバル関係。

雫は別に怒ってないのかな。怒ってなさそうだけど。

最後に出てきた人にパートナーになろうと言われて、それで来週のタイトルが「パートナー」で、ついに多々良にパートナーがって思ってたところでニューヒロインらしき女の子も登場してたって感じ。

普通に考えれば雫がどちらと踊るかを決めるみたいな流れになりそうだけど、だったら登場した女の子必要ないよね、と勘繰ってしまう。まあその辺は来週の楽しみということでね。

 

しかし、今回はどちらかというと多々良の成長というよりは清春の成長という印象もあった。6か月の停止処分の後、多々良と清春が戦うときがどうなるのかがすごく楽しみではある。さすがにそんな先の出来事は1クールでは終わらないかもしれないけれど。

 

なんやかんやで来週も楽しみ。

 

 

【ひなろじ】第5話感想「千里の道も努力から」

雑なあらすじ。

もうじき期末試験があるという。

期末試験には実技試験が課されており、リオンたちにとって初めての実技試験となる。

実技試験の内容は要救助者を無事に指定の場所まで届けるということ。弥生は途中でリオンに助けられ、リタイアしようとするが、リオンと試験の目的を再確認することで、力を合わせて目的地を目指す。

試験の結果やいかに、という話。

 

 

以下は感想。

 

弥生回なのかな。弥生にスポットライトが多く当てられていたように思う。

話としては、学園の物語としてはややありがちで普通の話。ベースが可愛いだから特に問題ないのかもしれないけれど、特別可愛いって場面はあまりなかったように思う。

話自体も別にそこまで面白いという感じではなくて、可愛いを見て癒されるがこのアニメのねらいだということを改めて確認させられた感じ。

 

終わり際に文化祭の話が出ていたから、一応来週は文化祭の話なのかな。どうもロジカリストというのを学園の中で収めて話を展開させるのが今作のようで、特に大きな出来事は起きないと見てよさそう。

まったりとキャラを愛でる感じがこのアニメの目指すところだろう。そういう意味では今後は見なくても別にという感じではある。完全に飽きるまでは見ると思うけど、今後の展開にはさほど期待できなさそうだからどこかで飽きるかもしれない。

 

キャラクターの可愛さは相当なものがあるけどね。1話ではちょっとキーキーうるさいなと内心思ってたリオンも、この作品随一の可愛い感じに見えてきた。こういう無邪気な感じの可愛さが、嫌味なく描けているのがこの作品の売りの1つ。もちろん他のキャラもなかなか立っていて、いろんな層に少しずつ刺さっているんじゃないかなと思う。

 

ただ、それにしても波がないから飽きが少しずつ来てるのも事実。それでも今回、ニーナにちょっと違和感がある感じが演出されていたから、今後何かしらの展開があると少しは期待してみる。どこまで期待できるかはわからないけれど、何かしらかは起きそう。そこでうまく刺激をもらえれば飽きは来ないと思うが、果たして。

 

 

【バチカン奇跡調査官】第4話感想「それでも尚、我は神を信ず」

雑なあらすじ。

何者かに攻撃されたところ、その何者かを誰かが撃ち、何とか難を逃れる二人。

逃げ行く学生たちから盤を手にし、暗号の解読に成功する。

解読によってわかったことで、今回の事件の全貌が明らかになっていく。

 

 

以下は感想。

 

ここまでの4話の中ではまだ良かったかもしれない。展開が速くつなぎが怪しい部分もあったが、これまでの話の内容を覚えているおかげか、全体の流れは意外と理解できた。

まとめ方としては良かったと思うけど、やはり見せ方というか展開のさせ方は他にやり方があったように思う。話自体は別につまらなくはないけれど、もうちょっとうまく話をつないでいければもっと面白かったと思うし、そうしなければやはりあまり面白くないという結論になってしまう人は大勢いると思う。

 

他にも、例えば、宗教に関する方向性で進めるのであれば、もうちょっと宗教色を濃くしても良かっただろうし、作った人がそこまで詳しくないんじゃないかってくらいしか情報が出てこないのも、特にキリスト教にした意味も感じられない。架空の宗教を作るよりかは現実という意味でのリアリティはあったかもしれないけれど、決して作品としてのリアリティが増したとは思えない。それだったら架空の宗教を作ったほうが面白かったようにも思える。その場合、説明が割と必要で4話で一区切りになるのかは微妙だけど、説明や描写をいろいろと省いた結果がこの形なわけだから、だったら架空のほうが良かったと思う。

あとは、人がたくさん死んでいった割にはすごくあっさりしていて、確かに今回の最後まで見れば問題は解決したことはわかるんだけど、解決の仕方もかなり雑だったし、何の思い入れもできない。

それと、今回の話に限っては作画が気になる部分も幾らかあったから、その点に関してもちょっとどうなのかと思ってしまった。

 

全体として説明不足感が常に否めないのが微妙と感じざるを得ない原因のように思える。これが今後改善されるのかはかなり怪しい気がする。

ただ、話としては今回で一区切りのようだから、来週の話だけ見て、どうも改善はないなとなれば再来週からは見ないという感じにしようと思う。

 

第5話の感想は↓

mattaring.hatenablog.com

 

 

 

【メイドインアビス】第4話感想「アビスの淵」

雑なあらすじ。

いつの間にか眠ってしまったリコ。どうやらレグは守ってくれていたようだった。

リーダーからの渡し物を最後の授業と解釈した二人は、深界二層を目指す。そこまで行けば簡単には人は追って入って来れないからだ。

そうしてようやくたどり着いた二層は追手が追って来れないだけでなく、追手以外から追われるような、そんな場所だった。

という話。

 

 

以下は感想。

 

とても良かった。その一言に尽きる。絵のクオリティはもちろんのこと、アビスに入ったことによって描かれ始めた(我々からすると)未知の生物がやはり何とも幻想的な世界を彩っている。第1話のとき既に書いたけれど、やはりこの世界がどこかにあるような、そんな一種のリアリティがファンタジーの世界の中に確かに存在している。僕は結構アニメを見てきたと自負しているけれども、これだけ圧倒的な世界観を持つものがこれまでにいくつあっただろうかというレベルで素晴らしい。もちろんシナリオだけで見るのであれば他にも作品はあるだろうが、やはりこの圧倒的な絵のクオリティがその世界観を、あるいはその魅力を最大限に引き出している。そしてファンタジーの世界が息をしているかのような設定に、今からでも胸が躍る。ここまで期待しているとひょんなことで一気に見る目が変わったりするけれども、その高いレベルを期待してもいい出来であることは間違いない。

 

さて、今回の話はアビスに入ってすぐの話で、特に何かあったわけではない。あったことといえば、そこに生息する生物に襲われたこと、そして黒笛が追いかけてきたことだけど、後者はまあいいかなと思う。一つのシーンとしては良かったけど、僕があえて特筆すべき内容ではなかったかなと思う。

むしろ蜘蛛みたいな生物に襲われたシーンで垣間見えたリコの、アビスの生物に対する知識のほうがワクワクさせた。知り尽くしているからこそ出せるレグへの指示に、なるほどと思わせられた。今日の感じからすると行動を担当するのがレグで、食事を含む知識担当がリコなのだろう。

食事のシーンが来るまで食事のことについて深く考えてなかったけれど、本来は食事は重要な役割であるし、その意味ではリコがいる意味は大きいかもしれない。言い方は悪いけど主人公というポジション以外は割と足手まといなのではと思っていたから、これは個人的には朗報だった。登場人物と呼ばれる以上は何かしらの存在意義が欲しいところ。もちろん主人公らしい設定以外に。その点で今回の料理に関するシーンは満足だった。

 

もちろん来週も楽しみ。ファンタジーが好きじゃない人は微妙なんだろうけど、好きな人には絶対に刺さる気がしてならない。

 

 

【アクションヒロイン チアフルーツ】第4話感想「ゼロから始めるアクションヒロイン」

雑なあらすじ。

カジュダイオーが演じれなくなり、何をご当地ヒロインに持ってくるからで悩む一行。

様々な案が出たりショーの内容が吟味されたりして、無事一回目の公演にたどり着く。

しかし、評判は悪くはなかったものの物足りない。

そこで、やはり歌のパートを入れることに・・・という話。

 

 

以下は感想。

 

全体として速足という感じだった。細部が雑になったと言ってもいい。期待してたハードルが高い分ちょっと厳しめに見てるかもしれないけどね。やりたいことがあるから速足で今日の部分を終えたのかもしれないけど、このままのクオリティが続けばちょっと残念。

話の流れ自体はわかる。これまでの流れはわかっているし、雑とはいえどういう話にしたいのかは明確。そういう意味ではまだ4話で良かったという部分はあるかもしれない。ただ、それにしても話と話の繋がりが雑で、というのも、反対意見一つ出ずに会議が進んでいったり、見ているこちら側が本当にそれが必要なのかわからないままストーリーが進んだりするのはいささか作り手の勝手が過ぎると思う。確かに、物語を作るときって書き手の書きたい方向に進めたくなるから話と話のつなぎ、のりしろの部分がかなり難しいんだけど、今回のシナリオはその点を詰めてなかったという印象。話の内容が「プロ」という言葉を使っていただけに、実際の作り手がプロじゃなくてどうするよとは思ってしまった。こんなシナリオだったら一般の人でも十分作れるよ。なんなら中学生くらいでも作れる。

 

良かったところは、美甘の健気さ。この子が一番主人公なんじゃないかと思うくらい1話からよく頑張ってるなあと思う。ショーのシナリオが上出来だったのはさすがに何とも言えないけど、頑張る姿はほほえましいというかなんというか。

 

青山姉妹の姉がようやく割とちゃんと出てきたわけだけど、すごく可愛い感じになってる。どうやらアイドルを辞めて地元に戻ってきた感じのようだけど、すごくアイドル感あっていい。歌パートのためにこの子がいるのか、この子のために歌パートの設定入れたのか。今日の流れでは後者の感じが強すぎるけど、理想は前者。

その辺はまた次回以降見ていってといったところ。

 

今回は個人的には結構ひどかったけど、1話とか2話がそこそこ良かったからもう少し期待できたら。来週もこんな感じだったらどうしよう。

 

 

【ようこそ実力主義の教室へ】第3話感想「人間は取引をする唯一の動物である。骨を交換する犬はいない」

雑なあらすじ。

中間テストで高得点を上げたネタを明かす。

しかしながら、須藤は赤点だった。が、この赤点による退学をなんとかしようとする綾小路。しかして無事全員が退学を逃れることに成功した。

ネタを明かすのが今回のメイン。

 

 

以下は感想。

 

現実的なラインで全員の合格を成功させたという点で言えばまずまずだけど、方法論としては大したものではなかった。もう少し面白い方法が見れるという期待は砕かれたが、納得できる範疇ではあった。アニメだからね。でもカタルシスが欲しかったな。ああなるほどと思えるくらいの理由があると良かった。逆に言えば、今回の件でこのアニメにはそこまでの期待はできないなと思えるようになってしまった。ハードルが下がって良いかもしれないけれど。

 

普通は仮にいくら似ている問題が出たとしても、前日に勉強したくらいでいい点が取れるなんてことはない。偏差値がどれくらいとかあらかじめ設定がないのに勉強の話題を出すってのもそもそもおかしいといえばおかしい。よっぽど偏差値の低い高校じゃないとあり得ない。でも有名な高校らしい。勉強なめてるのかなと思った。別にその辺はどうでもいいといえばそうなんだけど、やっぱりちょっと詰めが甘いというか、ご都合主義的なところがあるなという感じ。

 

話の展開としては別につまらなくないけど、特に面白いという感じでもない。普通な感じ。最後のヒロインの二面性に関しては良かったかな。ようやく味のあるキャラが出てきた感じで。前回櫛田が気持ち悪いって書いたけど、こういう設定があれば、なるほどねという気もする。その辺は良かった。

 

総合的に考えると、別に見るほどでもないという感じ。オススメはしないけど、暇なら暇つぶしにはなると思う。切ってもいいんだけど、悩むな。もうちょっとたくさんのアニメに手を付けておけばよかった。